油圧ショベルのアタッチメントの種類
2025/03/03
油圧ショベルは、アタッチメントを交換することでさまざまな作業に対応できます。
では、具体的にどのような種類があるのでしょうか。
今回は、油圧ショベルのアタッチメントの種類についてご紹介します。
油圧ショベルのアタッチメントの種類
バケット
油圧ショベルの基本的なアタッチメントで、土砂や岩などの掘削や積込に使われます。
バケットの形状や容量は、作業内容や地質に応じて選択します。
大割機・小割機
油圧ショベルのアームに取り付けて、コンクリートや鉄筋などの硬い素材を破砕するアタッチメントです。
大割機は大型のコンクリート構造物に、小割機は小型のコンクリートブロックに使用します。
ハンマー・ブレーカー
油圧ショベルのアームに取り付けて、岩盤や舗装路面などを打撃します。
ハンマーは高周波で衝撃を与えるタイプで、ブレーカーは低周波で強力な衝撃を与えるタイプです。
オーガー
地中に穴を開けるアタッチメントで、ねじ状の刃がついた回転する棒で土壌や岩盤に穿孔します。
穴の直径や深さは、オーガーのサイズや種類によって変わります。
カッター
木材や鉄骨などを切断するためのアタッチメントです。
鋭い刃がついたはさみ状の機構で、素材を挟んで切り離します。
グラップル
廃材や廃棄物などを掴んで、移動するために使用します。
2つまたは3つの爪がついたクロー状になっており、さまざまな素材を掴んで持ち上げられます。
まとめ
油圧ショベルのアタッチメントには、バケット・大割機・小割機・ハンマー・ブレーカー・オーガー・カッター・グラップルなどがあります。
その他にも、工事の内容に応じてさまざまなアタッチメントが使用されます。
当社では建設機械の設計や製造などのご依頼を承っていますので、ご希望のアタッチメントがありましたらぜひご相談ください。