杭打ち工法の種類とは
2024/06/01
杭打ち工事は、建物が安定してつくられるように施工する基礎工事のひとつです。
作業にあたっては、適切な工法を選ばなくてはなりません。
そこで今回は、杭打ち工法についてご紹介します。
杭打ちの工法の種類
杭打ち工事は、大きくわけると「既製杭工法」と「場所杭打ち工法」の2種類があります。
既製杭工法
既製杭工法には、次の3種類があります。
・打込み杭工法…杭打機で地面に杭を打ち込む
・埋込み杭工法…土を掘りながら設置を行う方法で騒音や振動が少ない
・回転杭工法…杭打機で鋼管杭に回転力を付与して地盤に貫入させる
打込み杭工法では騒音や振動が発生しますが、埋込込み杭工法より支持力が高いです。
場所杭打ち工法
場所杭打ち工法の種類は、次の3つです。
・オールケーシング工法…ケーシングチューブという筒型の機械を使って内部の土砂を掻き出してコンクリートを打ち込む
・リバース工法…回転ビットを使って掘削する工法で深くて大きな穴も掘れる
・アースドリル工法…アースドリル機で安定液を注入しながら地面を掘削して穴にコンクリートを打ち込む
ケーシングチューブや回転ビットなど、工法によって使用する機械は異なります。
まとめ
杭打ちの工法には、既製杭工法と場所杭打ち工法の2種類があり、さらにさまざまな方法に細分化します。
杭打ちは、用途や工法に適した機械の使用が必要です。
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