スイベルジョイントの役割とは
2024/01/09
回転運動や上下左右・前後の直線運動をする機械部に、流体を供給する継手が「スイベルジョイント」です。
そこで今回は、スイベルジョイントの役割について詳しく解説します。
機械設計・パーツ製作の依頼先を探している方は、ぜひ参考にしてください。
スイベルジョイントの役割
流体を滑らかに運ぶ
スイベルジョイントは流体を輸送する際、配管を回転させたり、上下・左右・前後の任意の方向に移動させたりしたい場合に使われます。
固定された配管から、機械に水・油・空気などを供給してくれるでしょう。
自在に配管を動かせる
スイベルジョイントの軸部分には、滑らかに回転するようにベアリングや鋼球が入っています。
この回転機構により、自在に配管が動くようになるのです。
可動パイプラインでは、複数のスイベルジョイントとパイプを組み合わせて使います。
また液体漏れを防ぐために、パッキンでシールされているのもスイベルジョイントの特徴です。
特に高圧の流体を使う場合は、ダブルシール方式のものが使われるでしょう。
クレーンにも使われる
スイベルジョイントは、クレーンをはじめとする重機にも使われます。
移動のためのキャタピラが付いている下部と、旋回する上部をつなぐ際に使われます。
まとめ
スイベルジョイントには、次のような役割があります。
・流体を滑らかに運ぶ
・自在に配管を動かせる
・クレーンにも使われる
大阪の『株式会社大東エンジニアリング』では、建設分野の機械設計・鉄道車両の部品製造などを承っております。
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