クレーンのメンテナンス方法は?
2023/12/21
重量物を運搬・移動させるために活躍するクレーンですが、繊細なパーツで構成されているのでメンテナンスは欠かせません。
しかし、どのようにメンテナンスすると良いのでしょうか?
そこで今回は、クレーンのメンテナンス方法について解説します。
クレーンのメンテナンス方法
エレメントの洗浄
空気・燃料をろ過するフィルターであるエレメントは、洗浄が必要です。
エレメントは、ホコリ・金属くずなどが詰まりやすい部分です。
汚れていると、エンジンが摩耗したりパワーが低下したりするので注意しましょう。
ギアオイルの交換
ギアオイルの交換をしないと、トルクコンバーターやタイヤが正常に回転してくれません。
適切な油量にすることで、油圧の上がりすぎによる破損を防げます。
ラジエーターの清掃
ラジエーターは、エンジンの冷却装置です。
エアーを使ってラジエーターの目詰まりを落すと、適切にエンジンを冷やせるようになるでしょう。
ワイヤーの摩耗測定・交換
クレーンでは、ワイヤーの摩耗測定や交換も欠かせません。
ワイヤーが切れて重量物が落下すると大事故につながるので、摩耗測定は毎月行います。
一般的にはワイヤーが7%摩耗したら交換が必要ですが、安全性を考えた場合、早めの交換を意識しましょう。
まとめ
クレーンは、次のようなメンテナンスが必要です。
・エレメントの洗浄
・ギアオイルの交換
・ラジエーターの清掃
・ワイヤーの摩耗測定や交換
『株式会社大東エンジニアリング』は、大阪にて建設機械のパーツ製作・修理を承っております。
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