グラブの役割とは
2023/12/17
グラブとは、油圧ショベルに取り付けるアタッチメントのひとつです。
建設現場には欠かせない装置ですが、どのような役割を果たすのでしょうか。
この記事では、グラブの役割について解説いたします。
グラブの役割
掴む
一般的にグラブは物を掴む際に使用され、ハサミのような形状をしたものが多いです。
建物の基礎や壁・屋根など重量があるものでも掴めるため、解体や木材処理の現場で活躍します。
強力な力で掴んで固定させることで、落下する危険性が少なく安全に作業ができるでしょう。
物を移動させる
重量のある建材や木材を移動させる必要がある現場では、非常にニーズが高いです。
開口幅が大きく一度に多くのものを掴め、移動にかかる時間の短縮にもつながるでしょう。
取り付け式のため、現場の状況に応じて重機のサイズを使い分けることもできます。
その他
グラブの中にはバケット機能付きやチェーンソー内臓などの種類もあり、用途が幅広いです。
土砂や岩石などを掘り取るバケットの機能が備わることで、積載作業や移動の効率化が見込めるでしょう。
一方チェーンソー内臓のタイプは、木を掴み切る作業が一度ですむため、主に林業の現場で使用されます。
まとめ
グラブは建設機械に取り付けるアタッチメントのひとつで、物を掴んだり物を移動させたりする役割を果たします。
またバケットやチェーンソーの機能が備わったタイプもあり、積載や木の伐採作業でも活躍するアタッチメントです。
大阪に拠点を構える『株式会社大東エンジニアリング』は、機械設計を通して街づくりや社会基盤を支えるお手伝いをいたします。
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