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PTOシャフトの役割とは

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PTOシャフトの役割とは

PTOシャフトの役割とは

2023/12/05

荷台のダンプアップやクレーンの吊り上げを行う機能が、どのような仕組みで動いているのかご存じですか?
その機能を動かしているのはエンジンで、エンジンを車両の走行以外で使用するためにはPTOシャフトという部品が必要です。
そこで今回は、PTOシャフトの役割について説明します。

PTOシャフトの役割

エネルギーを取り出す

本来エンジンは、車両を走行させるために使用するものです。
しかしダンプアップやクレーンの吊り上げ機能を使用するには、エンジンからエネルギーを取り出す必要があります。
そこで使用されるのが、PTOというパーツです。
PTOによる油圧作動システムは作動が早く、力加減もしやすいメリットがあります。
目的に応じていくつか種類がありますが、基本的に車両が停止中のみ使用できる仕組みです。

油圧への変換

PTOはエンジンの回転を油圧に変えて、その動力がさまざまな機能を動かす仕組みになっています。
PTOで変換されたエネルギーを油圧ポンプへ伝達するのが、PTOシャフトです。
エンジンで発生したエネルギーを油圧装置に送り込むため、PTO作動中は大きな負荷がかかります。
PTOシャフトが劣化してしまうと装置の作動ができなくなるため、定期的にメンテナンスをしましょう。

まとめ

PTOシャフトの役割は、PTOで変換したエネルギーを油圧ポンプに伝達することです。
油圧ポンプを回転させることでさまざまな機能が操作できるため、とても大切な役割を担っています。
PTOシャフトは常に負荷がかかっている部分のため、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
大阪にある『株式会社大東エンジニアリング』では、建設分野の機械設計や鉄道車両の部品製造を承っております。
アフターフォローも充実しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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